金沢市バドミントン協会ウィーン訪問感想 2005,12,13 (ウイーンバドミントン協会田中雅彦氏より)


週末に金沢市バドミントン協会御一行がウィーンを訪問しました。短い日程の中で10日にウィーンのVHTバドミントンクラブ(http://wien.main.jp/vht/)を訪問して練習、11日にはウィーンバドミントン協会主催ダブルスランキングトーナメントにも出場しました。
参加したのは石川県の社会人リーグで活躍している4人で、時差と戦いながら、見事接戦を制し、混合ダブルスと女子ダブルスで優勝しました。(http://www.wienbadminton.at/content.php?lang=de&p=1)飛ばないヨーロッパのシャトル、高い打点から来るヨーロッパのプレーヤーのスマッシュに苦労していましたが、精神力と集中力の強さはさすが日本人プレーヤーだと感心しました。私自身、試合の申し込みなど一生懸命準備を行ったので、本当にうれしい勝利でした。さらにこのうち2人は30代のプレーヤーでしたが、体力的にも厳しい1日9試合という試合数を足を故障しながらも最後まで棄権しないでがんばったのには感動しました。
ウィーンのプレーヤーは日本から来たプレーヤーにびっくりしていましたが、ヨーロッパのプレーヤーがパワーで押すのに対し、日本人プレーヤーが技とフットワークで勝利したのを見て勉強になったと言っていました。混合ダブルスで優勝したペアは日本では全国レベルまではいかないようですが、私の見た限り、ヨーロッパの飛ばない重たいシャトルでは十分国際大会で通用するレベルです。日本で埋もれているプレーヤーがヨーロッパで通用することもあるので、もっとヨーロッパに来てくれると面白いのではないかとつくずく実感しました。
また、このように日本から来たプレーヤーがウィーンで公式戦に参加出来るのは、ウィーンバドミントン協会が開かれた組織であるからです。公式戦に参加したい人は申し込みさえしておけば、試合当日に協会登録を行い、試合に参加することが可能です。これからも多くの外国人プレーヤーが参加する楽しい大会になることを願っています。もちろん日本からの参加も大歓迎です。
金沢市バドミントン協会から参加してくれた方々、本当にお疲れさまでした。この経験を是非日本で生かして下さい。